2011年02月08日

始まった食料高騰A

こんにちは、「備蓄しま専科」非常食ドットコム、店長ブログへようこそ!

前回の「始まった食料高騰」の続きです。
経済アナリストの朝倉慶氏の食料不足、食糧の高騰についての記事の転載です。

原材料を中心に徐々に値段が高騰してきております。
今日も値上げの記事の1つとして、味の素ゼネラルフーヅ(AGF)が、2011年4月1日出荷分から家庭用インスタントコーヒーを平均約11%の値上げすると発表しました。コーヒー生豆相場の高騰が続く見込みのためです。

今後あらゆる品目に広がっていくと予想されております。

<朝倉慶氏の転載開始>

今後、食料価格の高騰が収まることは期待できない!?

いったいこれから食料価格はどうなっていくのか? 本当に高騰は収まらないのでしょうか? 
残念ながら収まることはないでしょう。まだ食料の高騰は始まりにしか過ぎません。これから驚くような展開が待っているのです。

 まず価格というものを考えてください。当然需要と供給のバランスで決まるわけです。
日本が今、デフレなのは生産年齢人口(15−64歳)が減り、需要が落ちているという構造的な問題があります。ですからいろんな物の値段が下がるわけです。

 しかし世界はどうですか? 今年はついに世界の人口は70億人になろうというのです。世界の人口は減ることはありません。増え続けているのです。しかも新興国を中心として食生活はかなり裕福になってきています。肉も食べれば、甘い物も食べる、コーヒーも飲む、あらゆる食料品が足りなくなりつつあるのです。まさに供給が不足しているから値段が上がるのです。昨年夏、日本でも暑さで海面の温度が上がりサンマの供給が不足したとき値段がどうなったか? 短期で値段が10倍にまでなったのです。かように供給が無くなるということは値段の高騰を引き起こすのです。真性インフレです。

 そこに持ってきてこの異常気象です。気象が今までと全く違っては農作物などできません。まさに供給がなくなるとはこのことです。オーストラリアでは洪水で日本の国土の3.7倍の地域が被害を受けたのです。日本の国土の3.7倍ですよ。日本での洪水を考えてください。酷い洪水でもせいぜいある県の一地域ですよね。新潟県のどことか、熊本県のどことか、ある一定の地域での洪水や山崩れが問題になるわけです。
 ところが今回のオーストラリアのケースは日本の国土の3.7倍が一度にやられたわけです。日本国のおよそ4個分が一度の洪水でやられる、想像できますか? 一度に日本全土が洪水の被害を受けるというケースが想像できますか? そんな大規模な地域に渡る洪水がオーストラリアでは現実に起きているのです! 

 また同じくブラジルでの洪水の被害を見てください。これからオリンピックも開かれるリオデジャネイロ近郊で起ったケースですが、何と死者は確認されただけで800人弱、行方不明者は400人以上、推定では1000人以上の死者が出ているというのです。これも日本の事と想像してみてください、仮に洪水の災害で日本のある地域で1000人以上の死者が出たらどうですか? 連日朝から晩までニュースで大変な騒ぎでしょう。

 そしてスリランカでも洪水で100万人が避難しているというのです。これら今南半球で起ってきていることは異常ではないですか? 昨年はロシアや欧州の熱波、日本でも前代未聞の暑さでした。昨年北半球から始まった異常気象は続いているのです。この日本の寒さは何でしょう? 欧州では昨年12月、100年ぶりの寒波、空港閉鎖が相次ぎました。同じくニューヨークでも60年ぶりの大雪だったのです。暑さ寒さのこの激しさ、一体地球はどうなっていくのか? この異常気象が収まると思いますか? おそらくこのコラムを読んでいる読者のみなさんは感覚的に思っているはずです。

「この世界的な異常気象は収まらない、さらに拡大していくだろう」と。 ではどうなります? 世界の穀物、農業の状況はどうなります? 今回オーストラリアの洪水で穀倉地帯は壊滅、このクイーンズランド州の小麦は半分以上は水びたしです。さらにこの地域は鉄鋼の原料となる原料炭の生産で世界の50%を占めているのです。当然石炭の価格は高騰していますが、小麦の値段も高値を更新中、小麦は世界中で作っているのに今や1ブッシェル8.3ドル、昨年6月は5ドルだったのです。6割以上の高騰です。
 日本では2月には農水省が小麦の売り渡し価格の引き上げを通知します。いったいいくら値上げされるのか? 今や値上げ幅をどの位にするのか、ということが焦点です。引き上げ幅によっては一気に小麦粉やパンやそばをはじめとする価格の高騰が始まるでしょう。 いよいよ私がかねてから指摘してきた諸物価の高騰の始まりです。

⇒続く(※文の色付けは私によるもの)

<転載終了>

「非常食ドットコム」で食糧の備蓄を!
posted by 店長 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 食糧危機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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